いつも京都ハンナリーズに熱いご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。

ホームゲーム試合終了後、隣接された京都市市民スポーツ会館に配置しているプレスルーム・臨時選手控室付近、駐車場にて、選手の出待ち、声掛けや呼び止めをする行為、選手に接近し、サインや写真撮影を直接依頼するお客様が多数、散見されております。

また、アウェーゲームの際の移動でも、駅やバス停、空港等で上記と同じような行為が散見されております。

上記のどちらの件も、クラブのフロントスタッフが何度も注意を促しても、同じ行為を繰り返され、注意を聞き入れてもらえない状況が続いております。

試合後のプレスルームではヘッドコーチや選手の会見が行われており、臨時選手控室ではミーティングや身体のケアが行われています。
ファンの皆様の応援があってこそクラブは存在していると、日頃より大変感謝しておりますが、お客様ひとりひとりの行動が、周囲のお客様やチームに対して影響を及ぼすことをどうか改めてご理解いただきたく思います。

特に、お子様連れの親御様に向けてお願いがあります。
お子様を選手控室やプレスルームなど、移動の導線に滞留させ、離れた場所から見守るような行為は避けていただきたいです。
何か怪我をされたり、大きなトラブルに繋がってからでは手遅れになってしまうとクラブとして強く懸念しておりますし、お子様と同じように親御様の方が選手に近付き、写真撮影やサインを求める場面も散見されております。
できれば、お子様の行動を助長するのではなく、お子様を止める立場に回っていただきたいです。

会場の構造上、プレスルーム・臨時選手控室付近の通路は非常に狭く、大勢の人が簡単に行き来できるほどの幅はありません。
試合後はメディアの方々やフロントスタッフ、そして両チームの選手やヘッドコーチも移動します。
導線に配置する人員を増やすなど、クラブとしてもできる限りの最善は尽くしますが、試合に関わるすべての皆様の安心安全を守るためにも、皆様にもご協力いただきたいです。

アウェーゲームの際の移動に関しては、多くの人が行き交う公共の場でもあります。他の皆様へのご迷惑や危険となる可能性も十分にございますので、考慮していただきたく思います。

京都ハンナリーズは、ファンの皆様と交流を図れる機会を積極的に創出しております。
オフシーズンもシーズン中もサイン会、写真撮影会、トークイベントや公開練習など、ファンクラブ会員の皆様をはじめ、皆様に楽しんでいただきたく、多くの方々に向けた様々なイベントを実施してきました。
これからも応援してくださる皆様に喜んでいただけるようにクラブ一丸となって進んでいきたいと強く思っています。

節度を持って京都ハンナリーズを温かく応援してくださるファンの皆様も沢山いらっしゃいます。
ルールを守った上で試合観戦や選手との交流を楽しんでくださるファンの皆様が悲しい思いをされないように、クラブとしても懸命にホームゲームの運営に励んでまいります。
応援してくださる多くの皆様に対して、今回のようなお願いをするのは大変胸が痛く、心苦しくありますが、今後のクラブの発展のためにも、ご理解、ご協力の程、よろしくお願いいたします。