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松島 鴻太 代表取締役社長 GM就任コメント
【松島 鴻太 代表取締役社長兼ゼネラルマネージャー コメント】
いつも京都ハンナリーズに熱いご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。
先月21日(月)に発表(渡邉GMの退任及び新GM就任お知らせ)いたしました通り、ゼネラルマネージャーに就任することになりました。※代表取締役社長との兼任
先日の発表時点では、まだ試合が残っておりましたので、就任に関するコメントがシーズン終了後のこのタイミングとなったこと、ご了承いただければ幸いでございます。
今回は就任に至った経緯、就任に対する想い、来シーズンの編成に関してお伝えいたします。
就任に至った経緯、就任に対する想い
3月上旬に前任である渡邉拓馬ゼネラルマネージャーの退任が決まりました。
編成において重要な時期である3月だったということもあり、所属選手やスタッフとの関係値等を含め、このタイミングで外部から新GMを選定、招聘するよりも、私自身がゼネラルマネージャーを兼任することが現状況では最良だと判断し、この決断に至りました。
皆様にお伝えしたいのは、私自身が長期的にゼネラルマネージャーの役職を担い続ける予定はございません。(そもそも2026-27シーズンよりリーグ規定でGM業の兼任は不可の予定)クラブのビジョンに共感し、ハンナリーズの明るい未来に向かって共に登っていただける方とのご縁を前向きに探してまいります。
私だけに権限が集まり、私が居なくなれば組織が回らないような体制を作ることは経営者としては最善ではありませんし、組織として不健全だと感じております。
私の理想とする持続可能なクラブ経営は、未来のために若手を育て、期待を伝え、向上心を持ってチャレンジできる環境を常に作り続けることです。そのために、まずは代表である私自身が、強い覚悟を持って新しいチャレンジに全力を尽くします。私にしかできない突破口を必ず見つけ、先頭に立ってクラブを牽引してまいります。
既に、これまで私が担っていた社長業務の一端を、役員や部長陣を筆頭に各従業員にもしっかりと割り振っております。まだ数ヶ月の出来事ですが、各々が今まで以上に視座を高め、責任感を持って業務に励んでくれている姿を目の当たりにしています。
個人の成長、組織としての成長を本当に実感してますし、会社全体の意識が高まっていることを頼もしく感じております。以前から何度も申し上げていますが、決してネガティブな方向には進んでいません。私達は間違いなく良い方向に向かっています。皆様にもご安心いただければ幸いです。
そして、自らゼネラルマネージャーを経験することで、この職の業務に対する知識や理解が深まりますし、苦労を知ることができます。そして、新ゼネラルマネージャーに求める要素が明確化されます。明確化されることで、より強固な二人三脚での体制を構築できると考え、クラブの地盤も更に固まっていくのではないかとポジティブに捉えております。
総じて、この就任することでもたらす影響が、長い目で見るとクラブにとって確実にプラスになると感じております。
来シーズンの編成に関して
就任が決まると同時に、クラブの掲げるビジョンや理念・目標を基に、編成における軸を考えました。そして、弊クラブの強みである意思決定の速さを武器に竹之下会長と常に連携、相談し、来期以降の事業計画からチーム編成予算の見直しを行いました。
チームスタッフと連携しながら新ヘッドコーチの選定、選手・スタッフとの残留交渉や新規選手との交渉を進めております。
これまでの3シーズン、竹之下会長、渡邉GM、ロイHCと4人で歩んで参りました。お二人が築いてくれた素晴らしい土台を更に積み上げることが、彼等への恩返しにもなります。尊敬と感謝の気持ちを持って、私達は次なるステップに進みます。成長していく上で変化はつきものですが、順調に推移しておりますので、クラブからの発信をお待ちください。決定事項は可能な範囲で迅速に発信いたします。
最後に、私自身の想いをお伝えさせていただきます。
ゼネラルマネージャー就任を決めた時、3年前のことを思い出しました。経営体制変更、社長就任の時期です。
当時、プロスポーツチームの経営経験がない私の社長就任に不安を感じられた方が多くいらっしゃったと自覚しております。当然です。バスケットボールに縁のなかった当時31歳の新社長です。
今回も同じです。私にはバスケットボールの経験がありません。皆様が不安を感じられるのは当然のことです。
しかし、ブースターの皆様、パートナー企業様、自治体関係者の皆様、関係業者の皆様が応援してくださり、支えてくださり、信じて共に登ってくださり、ここまで歩みを進めることができました。
私は独りではありません。竹之下会長、選手、チームスタッフ、フロントスタッフ。共に、熱い想いでクラブを創っております。今回の兼任というチャレンジも、京都ハンナリーズというクラブの無限の可能性と自分自身を信じて、クラブ一丸で挑みます。この決断や期間が、「京都ハンナリーズにとって必要だった」といつの日か皆様に感じていただけるように、強い覚悟と責任をもって行動に移します。
そして近い将来、必ず日本一のクラブになります。
これからも熱い応援、ご支援を賜りますよう何卒宜しくお願い致します。
スポーツコミュニケーションKYOTO株式会社
代表取締役社長兼京都ハンナリーズGM
松島 鴻太