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パートナーインタビュー 株式会社山本清掃 山本智也 代表取締役社長

京都ハンナリーズを支えるパートナー企業様の想いや活動の意義をより多くの方々に知っていただきたいという気持ちから生まれた企画「京都ハンナリーズを選ぶ理由」。
6回目となる今回は、京都市で産業廃棄物収集運搬・中間処理・リサイクル等の事業を展開されている株式会社山本清掃様。2024-25シーズン途中より、ゴールドパートナー契約を締結しました。
試合会場では企業CMの放映、ホーム側のゴールエンドに大きな壁面広告を掲出いただいております。また、弊社の保管期間を過ぎた機密書類の裁断処理にご協力いただくなど、幅広い分野でクラブを応援いただいております。
今回は、どのような背景で京都ハンナリーズを応援するという経緯に至ったのか、山本智也代表取締役社長と弊社代表・松島鴻太の対談をお届けいたします。

 

Q.最初に事業内容に関してお聞かせください。

山本代表取締役社長
我々の事業は、事業活動に伴って生まれる廃棄物を処理する会社です。
事業系の一般廃棄物、産業廃棄物と二種類に分類されておりまして、中でも我々の特徴としては、産業廃棄物の中間処理工場を自社で抱えておりますので、発生した廃棄物を中間処理工場でリサイクルできる物、できない物を分類できることが魅力や特徴だと思っています。
それをすることによって弊社ではリサイクル率が85%程ありますので、弊社にゴミを持ってきていただけるとリサイクル率を担保できます。その他には医療廃棄物の回収であったり、古着リサイクル、一般家庭の大型ゴミの回収等の環境ビジネスという分野を幅広く展開しております。


対談の様子。向かって左が弊社代表・松島鴻太。右が山本智也代表取締役社長

 

Q.京都ハンナリーズを知ったきっかけをお聞かせください。

山本代表取締役社長
私自身、学生時代にバスケットボール部に所属していたこともあり、存在は自然と知っていました。申し訳ないのですが、正直な印象として「パッとしないな」と当初は思っていましたね。ですが、松島社長が就任されてから、地域の盛り上がり方もガラリと変わりましたよね。それから京都ハンナリーズさんの存在をしっかりと意識するようになりました。

Q.パートナーシップ契約締結に至った経緯をお聞かせください。

山本代表取締役社長
弊社は事業活動に伴う廃棄物を取り扱っており、京都の企業に根ざしている自覚はあったのですが、企業間だけでなく、京都の地域の方々にも愛される企業を目指したいなと思うようになりました。そこで新事業として一般家庭の大型ごみや不用品回収というBtoC事業を始めました。
様々な広告媒体を活用して弊社を宣伝することはできますが、地域貢献をしながら地域の方々に知っていただきたかったという思いがあります。京都ハンナリーズさんは地域を巻き込みながら成長されていて、私達も追随していけば、京都の街や地域の方々に貢献できると感じました。
新たに始めたBtoC事業を宣伝することに関しても課題があり、不用品回収の業者は、詐欺とまではいかないですけど、悪徳業者が非常に多いんです。
そんな中、お客様が私達を選んでくださる理由として多く挙げられるのが、『株式会社山本清掃という法人だから』という側面が大きくて。そういった面を含めて、しっかりとした企業であることをより多くの方々に発信していくためにも京都ハンナリーズさんの信用と言いますか、『山本清掃は京都ハンナリーズのパートナーなんだ』と周囲の方々に知ってもらえたら良いなと。これがパートナーシップ契約を締結した経緯です。


ご協力いただいた機密書類の裁断作業には、マスコットキャラクター「はんニャリン」が訪問。


裁断作業をご担当いただいた従業員様と記念撮影。
 

松島
事業展開に伴って、イメージ獲得の部分で弊社がマッチしたということですね。
数あるスポーツチームの中で京都ハンナリーズを選んでいただけて本当に光栄ですし、私達の持っているものを積極的に活用していただくことで、企業の皆様に還元できる部分が多々あると思っています。
そういった部分に気付いてくださったことがとても嬉しいです。

山本代表取締役社長
私達の同業者で、島根スサノオマジックさんのスポンサーをされている企業がありまして。
話を聞いて『スポーツ協賛という形で地域に貢献して、認知を広げるという手段もあるのか』と頭の片隅にはありました。
それから京都ハンナリーズさんの話や情報を聞いて、実際にご提案や説明に足を運んでいただいて、パートナーになることを決めました。

Q.パートナー契約締結後、得た効果や「パートナー契約を結んでよかった」と思うような出来事はありましたか?

山本代表取締役社長
一般顧客様からの問い合わせや反響というものは追えていないのですが、最も大きかったのは社内に良い影響が出たことです。社員同士で観戦に行って盛り上がることもありましたし、家族を試合会場に連れて行く社員もいました。
会場内に大きな広告があって、ビジョンに自社のCMが流れたりすると社員本人だけでなく、ご家族も喜ばれます。
バスケットボールという共通の話題で社員同士が盛り上がるのは素晴らしいことですし、想像していた以上に良い反響がありました。
私も新卒の社員と観戦に足を運んだのですが、バスケットボールのお陰で良いコミュニケーションが取れたこともありました。それは非常に良かったと思います。

松島
ありがとうございます。従業員の皆様に楽しんでいただけることは私達にとって非常に嬉しいことです。
昨今、飲み会や会食に対する価値観も変わってきましたし、それとは少し異なった「スポーツ観戦を楽しむ」、「チームを応援する」という形のコミュニケーションは、スポーツチームに協賛していただいている企業様ならではの方法かもしれません。引き続き、ご活用いただければ私達にとっても嬉しいです。
外部の方々や経済界からのお声かけはありましたか?

山本代表取締役社長
弊社は様々な団体に参画しておりますので、会に参加することも多いのですが、『京都ハンナリーズ応援してるんやね』とか『実際パートナーシップってどんな感じ?』と声を掛けてくださることが多くあります。
その時に自然と『すごく良いですよ』とお答えさせていただいております。
こうして声を掛けてもらえるということは、京都ハンナリーズさんの認知が広まっていることを実感します。

松島
逆に私達も『山本清掃さん、応援してくれてるんやね』と声を掛けられることがあります。
経済界の方々はアンテナを張っておられますし、見られている意識をしっかりと持って、私達も更に邁進して、良い認知を広げていきます。


山本智也代表取締役社長

Q.会場内に掲示している貴社の広告に関してはいかがでしょうか?

山本代表取締役社長
非常に大きな影響がありました。
これまで何気なく企業ロゴや会社名を発信していたのですが、試合会場での広告露出をきっかけにブランディングの見直しを決めました。年内中に新しい企業ロゴを選定して、社名変更まで至るかは決めかねているのですが、一新していきたいと考えております。
ロゴも様々なものが併用されているので、統一しないと視覚的にも印象付けにくいですし、せっかく試合会場内の目立つ場所に広告を掲示させていただいているので、自信を持って掲示できるロゴを用意できればと思います。
企業ロゴや社名は会社の大きな看板です。京都ハンナリーズさんのお陰でその大切さを改めて実感しました。

松島
そういう目線があったんですね。良いきっかけになることができて嬉しい気持ちです。
実は、リブランディングのタイミングで京都ハンナリーズの会場広告やユニフォームへのロゴ掲示を活用される企業様も多いんです。
プロモーションや認知拡大に向けて、これからも広告商材を上手にご活用いただければと思います。
広告掲出やパートナーシップ制度を通じて、人材採用に関しても何かお力になれるかもしれません。

山本代表取締役社長
人材不足と言われる中で、これから人材を獲得していきたいと考えた時に、私達の業界のイメージというものがあります。それを変えることは難しいです。
ですが、実際に弊社に来て直接お話をした時に『思っていたイメージと全然違う』と良い意味で思っていただけるようには心掛けていますね。業界のイメージを変えることが一番良いかもしれませんが、まずは弊社からブランディング含め、業界のイメージを変えるような企業になれたらいいなと思います。
業界のイメージに捉われずに、私達がどうあるべきかが大切で、人が集まる企業にしていきます。
そのためには、まず企業を知ってもらうことに注力したいので、広告を活用したり、京都ハンナリーズさんとパートナーシップ契約を締結したり、良い活動と良い発信を続けていけたらと思います。

松島
採用の面ですが、究極を言うと、京都ハンナリーズを応援している企業様と応援していない企業様で選択する場面になった時に『京都ハンナリーズを応援しているからこの会社に行ってみよう』と選んでいただけるようになればいいなと。そのために私達も頑張っていきます。


ホーム側のゴールエンドに掲出している山本清掃様のバナー広告

Q.試合会場の雰囲気であったり、プロスポーツチームとしての京都ハンナリーズのホームゲーム観戦はいかがでしたか?何か魅力などがあればお聞かせください。

山本代表取締役社長
企業様とのタイアップの企画が多く、非常に良いなと感じました。
パートナーは、ただお金を出すだけでないですし、広告戦略のひとつとして活用させていただいている側面もあります。
それを含めて私達、企業にとってのメリットも配慮してくださったり、協力体制を作られているのは魅力的です。

松島
私達が大切にしている部分に触れていただいて嬉しいです。『共に、登る。』というスローガンがあり、クラブと応援いただいている皆様と共に成長して、高みを目指していくことが京都の街のためにもなりますし、今後も体現していきたいです。
大きな資本に支えられて資金が潤沢にあるクラブではないので、オール京都の体制を作っていきます。

山本代表取締役社長
京都ハンナリーズさんだけが繁栄することだけを考えられているのではなく、私達のことも考えてくださっています。
それはすごく有難いですし、嬉しく思っています。京都ハンナリーズさんが掲げる理念に共感していますし、共に登っていきたいです。

松島
優勝した時に、今、クラブを応援いただいている企業様に『強くなる前から応援していた』と胸を張って言っていただけるように、まだまだここからクラブ一丸で上を目指します。
試合会場の雰囲気はいかがでしたか?

山本代表取締役社長
会場の雰囲気がすごく良いです。応援が耳によく残りますし、今年は沢山勝っていましたから、盛り上がっていますよね。
私の家族も楽しんでいました。バスケットボールならではの良さはエンターテインメント性があるところ。
あの演出は他の競技ではなかなか表現できないと思いますし、来場者を楽しませることがすごく上手だと感服しております。


マスコットキャラクターの「はんニャリン」が山本清掃様を訪問。従業員の皆様と記念撮影。

Q.今後の京都ハンナリーズに期待することはありますか?

山本代表取締役社長
やっぱり優勝を勝ち取ってほしいですね。『おもしろい』にも限度がありますし、本当にファンを増やしていくためには、やっぱり勝つこと。勝てないといつかフェードアウトしていくファンの方々も現れるかもしれませんし、常勝軍団にならないと人もお金も集まらないと思います。
Bプレミアの世界観も理解できるのですが、どこまでいっても勝てるチームに人やお金が集まる気がします。プレッシャーを与えてしまい、申し訳ないですが(笑)。
稼いでから勝つのか、勝ってから稼ぐのか。両軸を追い求めるのは難しいと思いますが、応援しています。
ただ、何度も申し上げますが、京都ハンナリーズさんの理念に共感していますし、私達も企業として何かできることがあれば一緒に取り組んでいきたいです。
勝ちにこだわるチーム、良いチームになって、地域に根ざして、そうなると全員が喜ぶと思います。
京都ハンナリーズさんはまさにその起点。期待するというよりも私達も共に、登っていきます。

松島
今シーズンは勝っていたから好循環になっていることも事実としてありました。
『勝つってこんなに素晴らしいものなんだ』と新たな感動や刺激を受けたシーズンでした。事業サイドの考え方としては『全敗しても応援いただけるチーム』が理想です。
当然、勝利も追い求めますが、勝利はボーナスみたいなもので、簡単にコントロールできることではないです。
結果に捉われない価値を全員で創り上げていきたいと思います。

山本代表取締役社長
ちなみにですが、私は比江島選手のファンで宇都宮ブレックスの試合会場に足を運ぶのですが、宇都宮市内はブレックス一色で染まっていると言いますか、改札を出たところからアリーナに向かうまでの導線が、宇都宮ブレックスで装飾されています。
そういった世界観は良いなと思いました。

松島
まさしくその通りです。私達の目指す未来はそこです。地域密着クラブとして応援いただけるように。まだまだここから成長して実現します。
弊社代表・松島鴻太

Q.両代表ともに年齢が近く、おおよそ同世代です。経営者として何か考えることはありますか。京都の街に対する想いなどはありますか?

松島
京都には『本音と建前』と言うような文化があると思っていまして。大きな声で言えないのですが、私自身あまりそういう考えが得意ではありません。
好きなら好き。応援するなら応援する。悔しいなら悔しい。感情を正直にぶつけ合える世界観を作っていきたいです。
横並びで隣の顔色を伺うような場面もありますし、世間体を気にすることもあります。悪いことではないと思うのですが、スポーツを通して全員が正直に、心から熱狂できる世界を生み出したいですね。
歴史と文化が強い街でも新しい挑戦が受け入れられるようなきっかけになれば嬉しいです。
若い世代の人間が京都に根ざして、先頭に立って、街の発展に貢献できたらいいなと考えています。
スポーツだからこそできることがあると信じています。

山本代表取締役社長
すごく良い世界観ですね。私の場合は、皆の力を借りれたらと考えています。
創業者が会社を立ち上げて、今の会長が2代目として会社を発展させて今があり、私自身は、3代目にあたります。
私の役割としては、組織力を高めることが大切だと認識しています。
この若さで特別何かができるかと言うと、私自身は何もできないです。そうなると皆に力を借りないといけない。
力を借りるために日頃からコミュニケーションを取ることを意識しています。実力もないし、カリスマ性もありません。だからこそ協力して生き残っていきたいです。
そのために、まずは社員が働きやすい環境を整えることが重要で、それもコミュニケーションのひとつだと思っています。
昔からよく言われていますが、善し悪しは別として京都人はプライドが高く、縄張り意識もあり、独立志向が強いように感じます。だからこそ一致団結して、チームとしての繋がりや関係強化に取り組んで、京都のブランドを一緒に高めていきたいですね。
ひとりの力が強くなくても、全員で良い方向に。弱みを出して、強みに変える。そういう考えを持っています。

松島
非常に勉強になります。お互いに多くの人々を巻き込んで、京都の街を盛り上げていけたらいいですね。

Q.最後に京都ハンナリーズのファン・ブースターの皆様に向けてメッセージをお願いいたします。

山本代表取締役社長
京都ハンナリーズさんにはパワーを感じています。全員が幸せになるために、皆様と共に盛り上げていきたいです。
これは京都ハンナリーズだけでなく、私達パートナー企業だけでもありません。別々ではなく全員で盛り上げていけたら嬉しいです。
『京都ハンナリーズって良いな』という声が飛び交えば、京都の街も元気になりますし、価値も上がっていきます。『共に、登る。』を全員で体現していきましょう。
これからも山本清掃をよろしくお願いいたします。

松島
期待に応えられるようにクラブ一同、引き続き頑張ります。本日はありがとうございました。


向かって左、山本智也代表取締役社長。右、松島鴻太。

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