今シーズン最後の京滋ダービーはまさに崖っぷち対決！両チームともに絶対に、絶対に負けられない重要度MAXなGame！

滋賀は現在13勝38敗と苦戦。残留プレイオフを回避する為、もう負けられない状態だ。残留プレイオフ圏外であるリーグ15位の秋田とはたった1.5ゲーム差。自力での残留プレイオフ圏内脱出も十分可能な状況に、ここ6試合3勝3敗と登り調子。特筆すべきはその得失点差だ。3勝2敗と勝ち越しているここ5試合は得失点差は0点。ここまで負けゲームのうち20試合が得失点差10点以内と接戦を落としてきた滋賀だが、シビレル様な大接戦を物に出来る勝負強さを見せ始め、危険なチームへと変貌をとげている。
滋賀は1試合平均23.7本（リーグ4位）を狙う攻撃的なチーム。その中心は#32マブンガ。大黒柱として1試合平均19.3得点はチーム1位だけでなくリーグでも4位にランクイン。8.2リバウンド、3.4アシスト（リーグ9位）は全てチーム1位の数字だ。離せば3Pを狙い、付けばドライブでゴール下へ侵入する。ドライブからファウルを引き出し、フリースローも72.7%と高確率で射抜いてくる。そして司令塔#7並里は今シーズンNBA-Dリーグ入りを目指したが断念、11月滋賀に入団。ファンタジスタと形容される並里は、アシストでチームを牽引。得点でも10.2得点をあげオフェンシブリーダーとしての役割を担う。ピュアシューター#34狩野は3P成功率39.5%でリーグ9位、元NBA選手#33ブラッキンズは208cm117kgsのサイズを誇りながらも器用に得点を重ねる。

対するハンナリーズは23勝28敗。8チームに与えられるチャンピオンシップ（CS）進出へ向けて、西2位と2ゲーム差、ワイルドカード2位に3ゲーム差と迫り、一つも落とせない状況だ。
Energy Man #5ダブはここ6試合11.6得点7.5リバウンドと大車輪の活躍。また1.9スティールまで上昇しリーグ2位にランクイン。アグレッシブなディフェンスに期待大だ（ファウルトラブルには注意を）。スピードスター#8村上も重要なタイミングで躍動を見せ、ここ6試合3P成功率50％、2P成功率60%とシュートセレクションの良さが光る。気になるのがベテランシューターの#12岡田と#33内海。疲れかシュート確率が低下。直近6試合成功率30%とシーズン序盤の数字を下回る。勝利をもぎ取るにはハンナリーズが誇る2大砲の活躍が必要になるだろう。

昨年9月に開幕したBリーグ初年度も残り9試合。CS進出へ向け、クライマックスをむかえる。１戦１戦が順位争いに直結するダンゴ状態。当該6チームの戦いは益々熾烈を極めていく。先を見ず目の前の1試合に全力を尽くしたい。『一戦必勝』で戦いに臨む！
※文中の数字は4月11日現在

【白熱！西2位＆ワイルドカード争い！】
ワイルドカード順位 / 勝敗 / 今節の対戦相手
WC1位 千葉 31-14 チャンピオンシップ確定
WC2位 渋谷 26-25 （vs新潟（中4位））
西2位 琉球 25-26 （vs三河（西1位）
－－－－－－－－－－ ※西2位、WC2位までがPO進出ライン－－－－－
WC3位 大阪 24-27 （vs名古屋（西5位）） 西2位まで「1ゲーム差」
WC4位 京都 23-28 （vs滋賀（西6位）） 西2位まで「2ゲーム差」
WC5位 新潟 23-28 （vs渋谷（中3位）） WC2位まで「3ゲーム差」
WC6位 名古屋 23-28 （vs大阪（西3位）） 西2位まで「2ゲーム差」