【第93回天皇杯 3次ラウンド 試合結果レポート】大激戦をハンナリーズが制し、天皇杯ベスト8進出!
【1Q京都16-A東京19】
天皇杯ベスト8をかけた戦い。東京#53カークが#13菊池とのコンビプレーでスコア。ハンナリーズもオフェンスリバウンドを#34スミスが押し込みバスケットカウント。得点が良く動く序盤。ハンナリーズは昨日の反省を生かし、頭からエナジーを注ぐと、#7晴山、スミスが連続得点でリードを作る。しかしA東京も負けじとカークがスコアを重ねすぐに追いつく展開。カークの得点が止まらず(カーク1Q12Pt)4分半経過で8-10とA東京がリードするも、ハンナリーズも離されず、僅差で試合は動いていく。終盤、A東京#3安藤のジャンプシュートが冴えスコアを伸ばし、A東京がリード。ハンナリーズ、3点ビハインドで2Qへ。
【2Q京都20-A東京10】
ハンナリーズ#43永吉が果敢なドライブからファウルを奪い、FTで1点差に迫り2Qスタート。A東京も#31ウィリアムズが個人技で直ぐに点を奪い返す。スミスのフックがリングに弾かれると、A東京のシュートタッチがよく5点リード。また、ハンナリーズにミスが目立ち始め(前半12ターンオーバー)、我慢の展開を強いられるが、インサイドに陣取るスミスにボールを集め、オフェンスを展開。インサイドアタックでファウルを奪い、FTで加点。ゴリゴリのアタックも見せ残り4分半で逆転に成功する。ディフェンスでも#3伊藤がアグレッシブな守りを見せ、A東京が耐え切れずにミスを頻発。それがチームに伝播し、激しいディフェンスから流れをもぎ取ると#43永吉のアタック、#12岡田にも3Pバスケットカウントが飛び出し、11-0のランに成功、点差はミルミル開き、11点差へ!A東京をクオーター10点に抑える見事なディフェンスから流れをつかみ、怒涛のアタックで逆転に成功、7点リードで後半へ。
【3Q京都18-A東京21】
A東京・安藤がロッカーステップで抜き去り5点差に詰め寄り3Qスタート。連続で#13菊地にもドライブを決められ3点差とされる。伊藤がやり返すも、ディフェンスのミスも重なり、徐々に点差を詰められる。我慢の展開が続くも、ディフェンスは激しさを維持しA東京の得点も伸びず、リードを何とか保ち、リバウンドをつなぐと、伊藤がドライブからパスアウトし永吉が3Pを成功させ、A東京の流れを断ち切りにかかる。また、積極的なオフェンスを見せた事で、残り4分半を残し東京のファウルが5つを数える。スミスがリバウンド争いから、伊藤がドライブを敢行しファウルを引き出しFT獲得。FTで加点していく。A東京は苦しい時間が続くも、終盤リバウンドを拾い、そこからアタックを開始しスコア、点差は開かない。
ラスト、A東京#10バランスキーがタフショットを決め4点差へ。試合は僅差のまま、勝負の最終Qへ。
【4Q京都16-A東京16】
ハンナリーズがボールを回し、スミスがフィニッシュしスコア。A東京も#7正中が隙を突きドライブを成功させる。2~4点差を行ったり着たりする、両チーム共に一歩も引かない熱い展開。
しかしハンナリーズがFTを2本外し、ミドルを決めきれないと、5:36元京都#1小島が3Pを沈めA東京がここで逆転する。ハンナリーズはここで後半1回目のTO。TO明け、内海の3Pはショート。しかしリバウンドをもぎ取りスミスがダイブしスコア。またスミスがスティールすると、早い攻撃を仕掛け伊藤がスコア。逆に3点差をつけ、ここでA東京も後半1回目のTOを取る。残り3分半。ハンナリーズはA東京のスクリーンにはまり、1プレーで4つファウルを取られ、チームファウルは5つとなりFTを与える嫌な展開。これを決められ2点差で3分を切る。岡田が3Pを外すと、逆にカークに決められ、ここでA東京が再度逆転!京都はここで、昨日の勝利の立役者、マブンガが起死回生の3Pを決める!ディフェンスでも激しさを増し東京をストップ!すると、150kgの巨漢スミスがまたもやゴールへダイブしスコア!残り1:35で4点のリードとする!手に汗握る、熱い展開!A東京のセットはウィリアムズのミドルを選択。しかしシュートはショートし、岡田ががっちりリバウンドを取る。ハンナリーズはスミスのローポストで攻めるも決めきれず。4点差で1分を切ると、45.7秒、安藤が強引なドライブを沈め2点差!ハンナリーズはここでTO。バスケで一番楽しく白熱した時間帯が続く!ハンナリーズ、勝負のオフェンス。時間を使い、ボールを回し、マブンガがドライブ、するとそこから矢のようなパスがスミスへ渡りアリウーーープ成功!次のA東京のオフェンスをしっかり抑え、ゲームセット!ハンナリーズが大激戦を制し、天皇杯、初のベスト8入りを果たした!