試合の行方を左右するだろう「盾と矛」対決!
注目のマッチアップを紹介!
まずは試合の行方を左右するだろう「盾と矛」の対決を紹介!
ハンナリーズのキーマンの一人は#7晴山ケビン。長い手足と高い身体能力を活かした激しいディフェンスが特徴のライジングスターだ。そのケビンとのマッチアップが予想されるのが、A東京#24田中大貴。日本代表にも名を連ねる日本人最高峰の技術を持つ点取屋だ。
東海大学の先輩が田中、後輩がケビン。練習で幾度と無くマッチアップしてきた二人が、Bリーグの、ハンナリーズアリーナのメインコートで熱いマッチアップを見せる!
#7晴山ケビン(1試合平均3.7得点・1.7リバウンド・3P成功率39.6%)
シーズン当初はシステムへなれるまでプレイタイムが伸びなかったケビン。しかしそのひたむきな性格で、貪欲にトライし続け、12月からスターティングメンバーに名を連ねると、プレイタイムも急進。今やハンナリーズに無くてはならない存在になりつつある。その長い手足と身体能力を活かし、対戦相手のエースとマッチアップするケビン。当初は1対1のシチュエーションで、周りを気にするあまり、あっさりと抜かれる場面もあったが、チームディフェンスに慣れ始めた今は自信を持って相手と対決できている。またその長い手でリバウンドをもぎ取り、チームへ安定感をもたらせている。時折見せる執拗なディフェンスからの豪快なブロックショットも心強い。田中との対決でケビンがイニシアティブを握ることが出来れば、ハンナリーズへググッと流れを引き寄せてくれるだろう。またオフェンスでも、得意のジャンプシュートが火を噴き始めた。シュートセレクションも改善され、浮上のきっかけとなった11月の大阪戦では5/8で3Pを決め17得点をあげ、勝利に貢献しヒーロー賞に輝いている。3P成功率も約40%とアウトサイドでも油断できない選手になりつつある。オフェンスでも大学の先輩である田中を釘付け手こずらせれば、さらに勝機を手繰り寄せる一因となるだろう。後は身体能力を活かしたドライブ能力の発揮に期待したい。試合毎に進化を遂げるケビンの成長から目が離せない!
#24田中大貴(1試合平均11.3点・2.3リバウンド・5アシスト・3P成功率39.2%)
様々な技を駆使し、得点を量産する田中。その高い得点能力は日本代表でも群を抜いている。相手との間合いを上手く保ち、ミドルから得点を挙げたかと思うと、3Pラインからも高いシュート成功率で射抜いてくる。またオールスターでもアリウープからダンクを叩き込むなど、抜群の身体能力を持ちつつも、広いコートビジョンを使い、平均アシストも5本と高く、リーグ7位にランクインしている。本当に、そう本当に対戦相手にとっては厄介な存在である田中。この田中をケビンがしっかりとディフェンスする事で、A東京の流れるようなオフェンスの基点の一つに釘を打つことが出来る!まさにケビンと田中のマッチアップはこの試合のキーになるだろう!
天皇杯ベスト16でハンナリーズはA東京を破ったが、その時には田中など、日本代表組は代表戦を戦っており、不在だった。ハンナリーズもディフェンスの要・ダブが不在だったとは言え、その雪辱を晴らす為に田中を中心にA東京はなりふり構わず立ち向かってくるはずだ。ハンナリーズにはその闘志をも上回る、エナジーが勝利への絶対条件となる。1ヶ月ぶりの我らのホームコート『ハンナリーズアリーナ』でのゲーム。強い意思でハンナリーズは強敵、アルバルク東京から何としてもホームを守り抜く!!!