京都vs栃木・注目マッチアップPart2は、最高峰日本人ビッグマン対決!
『伊藤vs田臥』の司令塔対決に続き、ご紹介するのは2mの争いとなるハンナリーズ・永吉vs栃木・竹内の対決!日本代表にも名を連ねる期待の若手ビッグマン(198cm115kg)#43永吉、対するのは長年日本のインサイドを担ってきた206cm100kgのビッグマン#10竹内。こちらも日本代表のビッグマンだ。日本人ビッグマン同士、インサイド・アウトサイド問わずにバチバチに熱く、そしてハイレベルなマッチアップを見せてくれるだろう。
京都ハンナリーズ#43永吉佑也
(平均7.9得点・4リバウンド・3P成功率31.1%・2P成功率46.8%)
ハンナリーズの不動のスターティング5であり、チーム#1のプレータイムを記録している“よっさん”こと永吉!その恵まれた屈強な体を使い、インサイドで身体を張りゴールに果敢なアタックを見せる。「日本人ビッグマンナンバー1は俺だ!」と言わんばかりに、日本人ビッグマン相手から得点やリバウンドを奪うだけでなく、外国籍選手相手にも激しく攻め立て、得点を奪い取るシーンも目立つようになっている。またインサイドだけでなく、アウトサイドシュートも今やハンナリーズの1つの攻撃オプションとなっている。今回、マッチアップが予想されるのは長年日本のインサイドを守ってきた竹内。サイズでは劣るものの、体重では優位性を持っており、ゴリゴリと押し込んでの得点・リバウンドなどインサイドでの躍動に期待大だ。
この日本人最高峰のビッグマン対決を制し、今後継続しての日本代表選出に向けてもしっかりと戦いアピールしたいところ。また単純に“よっさん”が活躍すればする程、ハンナリーズはストロングポイントを手に入れることになり、勝利に近づくはずだ。屋台骨として激しく闘う“よっさん“の活躍、要チェック!!!
栃木ブレックス#10竹内公輔
(平均7.3得点・7.3リバウンド・3P成功率28.6%・2P成功率50.9%)
永吉に対すると予想されるのは、日本人離れした「206cm・100kg」と恵まれた体躯を持ち、長年に渡り日本代表のインサイドを担ってきた竹内。双子の兄弟「譲次(A東京)」と共に京都・洛南高校を卒業、アンダーカテゴリー代表に始まり、そのキャリアの殆どで日本代表選手に選出されている、まさに日本を代表するビッグマンだ。相手が外国籍選手であろうと臆することなくリバウンドを奪う竹内、7.3リバウンドは日本人選手の中では3位、そして50.9%の2P成功率は日本人内で6位の素晴らしい数字を残している。
竹内はインサイドでゴリゴリと言うよりは、上手く押し込み相手を交わす上手さを持ち、ミドルシュートも確実に決める安定感がある。20点を超える爆発力と言うよりは、コツコツとボールを拾い、そしてゴールを積み上げ、気付けば10点10リバウンド近辺の数字を残すシブいプレーヤーだ。
永吉の欄でも触れたように、この両選手のマッチアップからどちらかが優位に立つような事があれば、そこがストロングポイントになり、チームに勢いをもたらせ、結果としてチームに勝利をもたらせるだろう。日本代表同士の熱い戦いが、勝負の雌雄を決する最大のポイントに!要チェック!!!