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パートナーインタビュー 株式会社ローカルフラッグ 代表取締役・濱田祐太様

京都ハンナリーズを支えるパートナー企業様の想いや活動の意義をより多くの方々に知っていただきたいという気持ちから生まれた新企画「京都ハンナリーズを選ぶ理由」。
第二弾となる今回は、株式会社ローカルフラッグの代表取締役・濱田祐太氏と京都ハンナリーズを運営するスポーツコミュニケーションKYOTO株式会社の代表取締役社長・松島鴻太の対談をお届けします。

「株式会社ローカルフラッグ」(以下、ローカルフラッグ)様は、2023-24シーズンから京都ハンナリーズのシルバーパートナーとして契約を締結し、今シーズンからは新たにゴールドパートナー契約を締結。
社名の通り「地域の旗振り役」として、京都府北部の与謝野町をはじめ、丹後地域で持続可能な地域づくりを目指した事業を展開されています。
「与謝野町の地域資源を活かした事業で地方創生につなげたい」という想いから、天橋立の環境問題となっている牡蠣殻と与謝野町特産のホップを活用したクラフトビール「ASOBI」の販売やオリジナルビールの製造、プロダクト開発を事業として展開。そして、地域プロデュース事業、与謝野駅前エリアを中心とした開発事業。
「京都の100年先の未来に貢献する」をビジョンに活動を続ける京都ハンナリーズと同じように、ローカルフラッグ様も様々な事業で街づくりを後押しされています。

両社の京都の街に対する思いが一致し、パートナー契約を締結から間もなく、クラフトビール「ASOBI」と京都ハンナリーズのコラボレーションビールの販売を企画しました。
そして、京都を中心に店舗を構える「スーパーフレスコ」、「コレモ」にて販売を開始すると、京都ハンナリーズのホームゲームでもビールを販売。瞬く間にファンの間でも人気を呼び、ホームゲームでのアルコール飲料の定番商品に定着しました。その後は共同でイベントを実施するなど、多岐にわたる活動で京都ハンナリーズを支えていただいています。
京都市から離れた北部・与謝野町から、どのようなきっかけで京都ハンナリーズと出会いが生まれ、どのような思いでパートナー契約締結に至り、京都ハンナリーズに何を期待するのか。両社の代表にインタビューしました。


株式会社ローカルフラッグの代表取締役・濱田祐太様

Q.最初に事業内容をお聞かせください。

濱田社長
京都の与謝野町で街づくりをする会社を経営しております。その中でもメインとなる事業がありまして、地元産のホップを使用した「ASOBI」という名前のクラフトビールを製造・販売しています。
加えて、行政と協力して人材育成や研修事業を展開したり、与謝野駅周辺のエリア開発も行っております。

Q.京都ハンナリーズとの出会い。パートナー契約を締結した経緯、メリットをお聞かせください。

濱田社長
弊社の顧問税理士の先生がサウナで松島社長と一緒になったみたいで(笑)。そこで先生が『バイタリティーのある経営者で絶対に共感しあえる企業がある』と松島社長に私を紹介してくださいました。すぐにお会いして『一緒にやりましょう!』という話になりました。
松島社長の掲げているビジョンに共感しましたし、これからのバスケットボール事業の伸びしろにもビジネスチャンスを感じました。そして自分達が関わることで、バスケットを通じて京都の北部地域にも良い影響が生まれると思いました。

松島
特殊なのは、パートナーシップが先に来たのではなく、コラボビールをしようと。そこから話が始まりました。ハンナリーズラベルの商品を展開して、共にブランド向上を目指しました。社会的に価値のある商品やストーリーがあり、北部地域の活性化にも繋がるコラボレーションです。私達も京都市だけに留まらず、京都府全域に対しての貢献活動を模索しているタイミングでした。濱田社長のバイタリティーをお借りして、『一緒にやっていきたい』と凄まじいスピードで話が進んでいきました。


ホームゲーム、スーパーフレスコで販売中のASOBIビール


実際に北部地域に訪れ、ビール製造に使用する牡蠣殻を拾う澁田怜音選手

Q.実際にパートナー契約を結んで得た効果や「パートナー契約を結んでよかった」と思うような出来事はありましたか?

濱田社長
純粋にすごく良かったと思いました。私達の会社の価値も上がりましたし、ビールも売れました。特に実感したのは、応援してくださる方々の幅が広がったことです。ハンナリーズとコラボさせていただいたことで、与謝野から京都全体で応援してもらえる対象になってきています。『試合会場でビールを飲みました!』、『飲食店で飲みました!』と声を掛けてくださる機会がものすごく増えましたね。人との繋がりが一気に増えました。

松島
私達も社会的意義がある『ASOBI』とコラボレーションしたことで、新たな価値が生まれたと実感しています。コラボレーションの企画が進んでいき、選手が実際に与謝野町に訪れ、天橋立で牡蠣殻を拾い、ビールのホップ摘みを体験し、工場での製造過程を見学させていただきました。
その活動をYouTubeなどで発信して、それから他のパートナー企業様も動いてくださいました。スーパーフレスコ様が店頭での先行販売を実施してくださり、NISSHA様がリユースカップの事業で携わり、ヒルトップ様がコラボコースターを作ってくださったりと、京都ハンナリーズが起点となって企業同士の相乗効果とシナジーが生まれました。これこそがプロスポーツクラブの役割だと心から実感しました。
クラブ単体だけの活動では、できることが限られています。しかし、パートナー企業様と協力して手を取り合うことで新しい価値を生み出していけると身を持って体感できました。

濱田社長
ハンナリーズを応援するという切り口で多くのコミュニケーションが生まれました。『ハンナリーズを応援している』という大きな軸があって、そこにみんなが集まると、自然に接点を生む機会が増えます。
私達が普通に会社経営を続けていても出会いないであろう企業様とも京都ハンナリーズをきっかけに接点が生まれました。業態も領域も規模も異なる企業が集まることにも大きな価値を感じています。
ハンナリーズを応援しているから、私達のことも応援してくださる。このような流れもありますし、本当に感謝しています。

松島
『濱田社長が応援しているから』とパートナー契約を締結してくださった企業様もあります。どんなことも突破していくバイタリティーや周囲を巻き込む濱田社長の姿勢には私自身も刺激を受けています。

濱田社長
それは私自身も同じです。松島社長の巻き込む力は凄まじいです。それぞれの持っているものをお互いでシェアリングして大きな輪に広がっていく。これこそがパートナーシップの理想だと考えています。こちらも『何で貢献できるのか』をすごく考えます。『お金を払ってるんだから、メリットをよこせ!』という着眼点だけで関わると一方通行で終わってしまうという考えが私にはあります。ハンナリーズとパートナーシップを結ぶことで、自社へのメリットを見出しつつ、ハンナリーズに貢献することも大事だと思っています。昨シーズン、ハンナリーズが観客動員を頑張っている姿も伝わっていましたし、Bプレミア参入に向けた強い意思を感じていました。なので、私達はパートナー権益のチケットの利用も弊社を応援してくださっている方を呼んで一緒に観戦しました。なぜなら、私達を応援してくださっている方は、京都ハンナリーズのことも応援してくれるのではと思ったからです。


ホップ摘みを体験する澁田怜音選手と小西聖也選手


与謝野町駅前の「TANGOYA BREWERY & PUBLIC HOUSE」では生ビールも販売中

Q.社内や北部地域での京都ハンナリーズへの関心や反響などはありましたか?また、バスケットボールのどのような部分に魅力を感じていますか?

濱田社長
みんながバスケットボールを好きになっていってますね(笑)。試合日程を観ながら『どの試合を観に行こうかな』と話題にもよく挙がりますし、社内での共通言語になってきていますよ。
私はバスケットボールをやっていたわけではありませんが、誰が見ても理解しやすい競技性と会場で観戦する臨場感は大きな魅力です。今は完全にひとりのファンとしてクラブを応援していますし、オリンピックも楽しみに見ていました。手に汗握る緊迫感も楽しいです。
クラブとの距離が近いこともありますが、『近所のスポーツチームを応援している』という感覚で温かい気持ちで見守っています。


自然豊かな与謝野町駅

Q.京都ハンナリーズの魅力を教えてください。

濱田社長
『共に、登る。』というスローガンがすごく良いと思っていますし、ずっと掲げてほしいです。わかりやすくて、当事者意識が持てるワード。
関わっていく度に『共にチャレンジができる』と思えるアットホーム感。京都ハンナリーズも頑張っているから、私達も頑張らないといけない。私達も登らないといけない。そう思える魅力が京都ハンナリーズにはあります。
『それは無理だろう』と言われていた平均4,000名の集客も達成されて、ある意味、経営者として悔しかったですね(笑)。負けたくないなと思いました。元々すごく強くて集客も順調なクラブだとまた違っていたかもしれません。『ここから共に、上を目指して』と同じ目線で頑張れるタイミングでご一緒できたことが良かったです。

Q.今後の京都ハンナリーズに期待することや共に取り組みたいことはありますか?

濱田社長
もっと京都府全体を共に巻き込んでいく活動ができたらと考えています。試合会場も人も京都市内に集中していますが、丹後地域が関わったプロジェクトを実施して、京都府全体で波及効果を出していきたいです。そうすることで、ファン層の更なる拡大にも繋がりますし、人の流れを活発にしていけば良い循環が生まれるはずです。

松島
濱田社長の仰る通りで、活動地域の幅を広げていくことは非常に大切だと認識しています。『応援してくださっているから、返す』ではなく、私達から歩み寄り、常にギブを続けていくべきだと考えていますし、社会的に意義のある活動をプロスポーツクラブとしての影響力や企業様との繋がりを生かして、多くの人を巻き込みながら実践します。
私達のアセットを活用して、地域の人々に対して主体的に価値提供をして、良い循環を生み出していくと。そうすることで『ALL KYOTO』で京都の街や人々から応援していただけるクラブに繋がっていくと信じています。


京都ハンナリーズ ホームゲームの様子

Q.最後に、京都ハンナリーズのファンの皆様に向けてメッセージをお願いします。

濱田社長
我々も【共に、登る。】という気持ちで、京都ハンナリーズの応援を続けていきます。ぜひ皆様にも会場に足を運んでいただいて、一緒に京都ハンナリーズを応援していただけると非常に嬉しいです。【共に、登る。】で京都ハンナリーズを一緒に支えていきましょう。


松島
京都府を拠点とするスポーツチームとして、『京都の100年先の未来に貢献する』というテーマを掲げて京都ハンナリーズは活動しています。
単なるプロバスケットボールクラブという存在で終わるのではなく、地域の人が誇れるクラブを目指し、地域の課題に積極亭に向き合い、そこから京都の地域の輪が広がり、発展に繋がるように私達も全力で頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。


対談の様子

トップユニフォームパートナー

  • 株式会社SCREENホールディングス

    株式会社SCREENホールディングス


メジャーパートナー

  • マツシマホールディングス(株)

    株式会社マツシマホールディングス

  • 株式会社アーキエムズ

    株式会社アーキエムズ

  • 京都府公立大学法人

    ニデック株式会社

  • 安藤不動産株式会社

    安藤不動産株式会社

  • 株式会社TANAX

    株式会社TANAX

  • 株式会社トーセ

    株式会社トーセ

  • NISSHA株式会社

    NISSHA株式会社

  • 株式会社京都銀行

    株式会社京都銀行

  • 株式会社鶴見製作所

    株式会社鶴見製作所

  • エブリライブ株式会社

    エブリライブ株式会社