#041 チームのために働く

10試合を終えて、8勝2敗。好調を維持し、信州に向かう京都ハンナリーズ。
夏から積み上げてきてものを全員が試合で表現し、手応えを得ながら成長していく。
前節・秋田戦でも粘り強く戦い切ったチームは、一体どんな状態にあるのか。
アウェイでの連戦に向け、3名の選手と伊佐勉HCにインタビューを行った。

【西部秀馬との対話】

ー 前節の振り返りを。
個人的には可もなく、不可もなくっていう感じでしたけど、もっと決められるシュートがあったと思います。
チームとして相手が嫌がるディフェンスは全員で試合を通して続けることができたのでそれは良かったです。
ただ、自分も相手のキーになる選手へのマークを任されるような選手になっていけば、チームの力になれると思うので、もっとディフェンスでチームに貢献できるように努力していきたいです。
ー 個人的に取り組んでいること、意識していることは。
オフェンスではシュートを思い切って打つことと、良い判断をすることを意識しています。
ディフェンスでは以前のようなミスがなくなってきたので、継続していきたいです。
オフボールのポジショニングはわかってきたので、もう少しオンボールのディフェンスをタイトにやっていきたいです。
ー 信州戦に向けて。
絶対に勝ち切らないといけないです。相手はリバウンドが強いチームなので、当たり負けしないように、チームとしてしっかり決め切るところはしっかりと決め切って、連勝で帰ってこれたらと思います。
ー 個人としての成長は感じているか。
オフェンスの面では、昨年より成長しているかと聞かれたらそこまで大きくは成長できていないと思っています。もっと頑張りたいです。
ただ、ディフェンスでは、ミスを減らすことができていますし、昨年よりも自分自身の成長に手応えを感じています。
チームに貢献できていることもあるので、引き続き練習からしっかり取り組んでいきます。

【川嶋勇人との対話】

ー 前節の振り返りを。
得点力のある選手に対して、全員で守り切ることが最近はできているように感じています。しっかりと練習でも取り組めていますし、各々が自分の役割をしっかりと理解できているのが良いと思っています。
誰が出てもチームとしてやっていくことは同じと言いますか、しっかりと意思統一して、バスケットボールができました。それが結果に繋がったと思います。
ー 信州戦に向けてのキーポイントは。
信州は野沢菜が美味しいので、ついつい白米が進んでしまう可能性があります。糖分の摂りすぎに繋がってしまう恐れがあるので、白米が進みすぎないようにしっかりと対策していきたいです。
ー バスケットボールの話をしてほしい。
すみませんでした。
外回りが得意な外国籍選手もいますし、フルさん(古川孝敏 選手)のようなシュートが得意な選手もいます。
自分たちのバスケットボールを展開していくうえで、その部分を全員で止めにいくことがとても重要だと思うので、また全員の力を合わせて戦っていきたいと思います。

【チャールズ・ジャクソンとの対話】

ー 最近のチームの状態は。
すごく良いと思います。チームメイトもコーチングスタッフも全員が良い方向に、ひとつになって進むことができています。
練習もトレーニングもハードに取り組んでいて、全員の前向きな姿勢が結果にも繋がっていて、お互いがお互いを好きでいて、リスペクトできていて、素晴らしい環境だと思います。
ー 精神的にも身体の面でもすごく良い形でシーズンを送れているのでは。
昨シーズンは怪我があって、メンタル的にも少し奮わない部分がありました。
だから、この夏はまず、怪我をする前の状態に戻すことを第一に考えて取り組みました。
その結果、コンディションをしっかり上げることができたと思っています。
健康であること、コンディションが良いこと、メンタルも100%であることが重要なので、この夏にしっかり準備してきたことを今も続けています。
これはチームのため、ファンのため、皆さんのために準備してきたものなので、結果として出てくれていることはすごく嬉しいです。自分でも成功体験のひとつだと感じていますが、満足はしていません。
これからもこの状態を維持して、もっと良くするために自分自身をプッシュしていきますし、チームメイトにも同じようにプッシュしていきたいです。
自分が還元できるところをしっかり還元して、チームのために働きたいと思っています。
ー 信州戦に向けて
自分たちのスタイルでプレーすることがすごく大事だと思っています。
相手に合わせることなく、自分たちのスタイルをコートで発揮することができれば、良い結果に繋がるはずです。
相手がタフでフィジカルなチームなので、そこに負けずに戦い抜くことが必要ですし、試合の状況によっては劣勢になる時間帯も出てくると思います。
そこでしっかりと勝ち切ることが、またひとつの成功体験になります。
自分たちのスタイルを貫き、自分たちのバスケットをやること、それが今回の試合で一番大切です。

【伊佐勉HCとの対話】

ー 前回の秋田戦、マーク・スミス選手のところを全員で抑えていた。全員が共通認識を持って何かをやり遂げる習慣がチームとしてできているように感じる。
そうですね。夏からやってきたチームルールであったり、オフェンスのコンセプト、ディフェンスのコンセプトをしっかりやろうという話をしながら積み重ねてきました。
どのチームにも中心選手がいて、多くは外国籍選手なんですけど、1対1では守れないレベルの選手たちが、今のBプレミアにはいます。
その部分の守り方をアシスタントコーチ陣がしっかりプランを練ってくれています。それを選手に伝えて、試合でしっかり表現してくれてるっていうのはすごく大きいと思います。
ー チームは今どんな感じにムーさんから見えてますか。
勝ちが先行している状況はもちろんありますけども、順調に進んでいるという手応えがあります。
課題が見つかって、修正して、また成長して。そういったチームの良いルーティンがありますし、成長が見られているというのは多分みんなも実感しているので、手応えを感じながら、緊張感もありながら、良い雰囲気を保てているかなと思います。
ー 信州戦に向けてのポイントを。
信州もしっかりコーチングされているチームなので、簡単に点数が離せるとは全く思ってないません。
我慢比べをして、できる限りミスを少なくして、勝負どころでチーム全体で、試合に出ている5人とベンチが遂行能力をしっかりと高められたら、良いゲームができると思います。
しっかりと40分間、最後まで全員で戦い抜きたいと思います。

取材・執筆 / 京都ハンナリーズ広報部 笠川真一朗
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